クラトム検査

ミトラギナ・スペシオサとしても知られるクラトムは、東南アジア原産の植物性ハーブで、その葉にはさまざまな精神作用が含まれています。
クラトムの効果は、この植物特有のアルカロイド、主にミトラギニンと7-ヒドロキシミトラギニンという化学物質の存在によるものと考えられています。
研究はまだ予備段階にあり、FDAが承認した用途はまだありませんが、クラトムは鎮痛剤から筋弛緩剤まで、様々な慢性疾患の治療に有効であることが実証されています。

当社は、クラトム製品に有害な汚染物質が含まれていないことを確認し、人間が摂取できる安全性を確保するための包括的な分析サービスを提供しています。

Kratom

アルカロイド検査

当社は、主にクラトムに確認される効果の原因となる以下のアルカロイドの定量分析を提供しています。

アルカロイドプロファイル(HPLC-DAD)

  • ミトラギニン
  • ペイナンテイン
  • スペシオギニン
  • スペシオシリアチン
  • 7-ヒドロキシミトラギニン

アルカロイドプロファイル(LC-MS/MS)

  • トラギニン
  • 7-ヒドロキシミトラギニン
  • アジュマリン
  • コリナンタイジン
  • コリノキシン
  • ミトラフィリン
  • ペイナンテイン
  • スペシオシリアチン
  • スペシオギニン

BFE

微生物学的分析
  • 一般細菌数(好気性平板数)
  • 大腸菌群
  • 大腸菌(E.coli)
  • サルモネラ菌
  • イースト菌数およびカビ数

その他分析項目:セレウス菌、乳酸菌、シュードモナス、大腸菌0157:H7、リステリア、赤痢菌、黄色ブドウ球菌、レンサ球菌
こちらのページで全ての分析対象項目がご確認いただけます。

Pesticide Residues
残留農薬検査

当社の最も包括的な農薬検査は「QuEChERS」抽出法を介してLC-MS/MSとGC-MS/MSを使用し、USDA National Organic Program (NOP)がオーガニック製品に対して定める残留農薬基準値と同等である、およそ0.01ppmの検出限界(LOD)で約300種類の化合物を分析します。

またさらなるオプションとして、GC-MS/MS(150化合物以上)またはLC-MS/MS(100化合物以上)のいずれかで1回のMRAを実行することも可能です。このメソッドで検出される農薬の全リストはこちらをクリックしてください。

Heavy Metals

重金属検査

誘導結合プラズマ質量分析法(ICP-MS)を用いて、クラトムに一般的に含まれる「ビッグ4」重金属のスクリーニングを行っています。

  • ヒ素
  • カドミウム
  • 水銀

上記以外の分析対象項目についてはお気軽にお問い合わせください。